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6)1軸2段過給機の開発
ミラーサイクルの実現のためには、従来よりも高い給気圧力が必要なため、320mm試験エンジンには2段過給方式を採用した。
2段過給方式には、低圧段用と高圧段用の過給機を直列に接続した2機2段過給方式と1台のタービンに2段のインペラを接続した1軸2段過給方式が考えられる。
1軸2段過給方式は、中問空気冷却器が装着できないため、コンプレッサ出口給気温度が高くなることや、サージマージンが小さいなど、様々な問題があるため、今回は2機2段過給方式を採用した。
より軽量化・コンパクト化を目指すには、1軸2段過給方式は有効であり、今後の研究課題と考えられる。
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